10.争うに先立つことなかれ 和するに後るることなかれ

 新箴言注釈・真理のひびきの箴言11の最後にまとめとして書かれています。

 箴言11は、「真の世界平和を作為せんと欲するものは先ず個々の家庭平和を確率することを実行すべし」です。

 解説では、「感情重点主義の生活を行う家庭には、真の平和というものがないからである。真の平和とは、お互いに克己(こっき)し、お互いに自制し、お互いに相譲り、相敬し、相愛し、相たのしみ、相導き、相助け合う、という完全調和の美しい気持ちが、家庭組織の各個々人にもたれているということが、何よりの先決条項である。」となっています。

 つまり感情を重点とせずwin-win(or no deal)の関係を築くことだと思います。まずは家庭・家族等の身近な人との関係から始めることが大切です。