154.「壽(寿) 頌王春」

 「寿(ことぶき) 王春(正月)を頌(めで)る」と読んでみました。

頌王春:正月をめでる。 王春:正月の異称。 頌:めでる。

 

 壽(寿)の由来を調べてみました。色々な意味があるのだ思いました。

壽の上部は「つえをつく老人」の象形と、下部は「長くつらなる道」の象形になっています。年老いるまで生命が長くつらなる事を意味し、そこから、「寿命が長い」を意味する「寿」という漢字が成り立ちました。

 

 ことぶきは、「ことほき(ことほぎ)」が変化した語で、「こと」は「言」、「ほき(ほぎ)」は動詞「祝く(ほく)」の連用形。 平安時代以降、「ことほく」から「寿ぐ・言祝ぐ(ことほぐ)」や「寿く(ことぶく)」とも言うようになり、「ことぶく」の連用形が名詞化して「ことぶき」になりました。(webより)