171.「龍」

 天風先生の筆さばきが印象的です。

 龍の文字をwebで調べてみました。「中国の竜は神獣・霊獣であり、中国では皇帝のシンボルとして扱われた。」とありました。

 

・以下、webより

神話・伝説の生きもの。旧字体では「龍」で、「竜」は「龍」の略字であるが、古字でもある。「龍」は今日でも広く用いられ、人名用漢字にも含まれている。中華人民共和国で制定された簡体字では「」の字体が用いられる。

英語の dragon(や他の西洋諸語におけるこれに相当する単語)の訳語として「竜」が用いられるように、巨大な爬虫類を思わせる伝説上の生物を広く指す場合もある。さらに、恐竜をはじめとする爬虫類の種名や分類名に用いられる saurusσαρος、トカゲ)の訳語としても「竜」が用いられている。このように、今日では広範な意味を持つに至っている。

 

中国の竜は神獣・霊獣であり、『史記』における劉邦出生伝説をはじめとして、中国では皇帝のシンボルとして扱われた。水中か地中に棲むとされることが多い。その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると言われ、また口辺に長髯をたくわえ、喉下には一尺四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持っていると言われる。秋になると淵の中に潜み、春には天に昇るとも言う。