216.「ふたたびは 来たらぬものは 今日の日は ただ ほがらかに 活きてぞ たのし」

16では「ふたたびは 来たらぬものを きょうの日は ただ ほがらかに すごして たのし」(叡智のひびき・箴言15)を紹介しました。「すごして」が「活きてぞ」になっています。

 叡智のひびき・箴言15では、再び生まれない人生を「苦」をなおかつ楽しみに振り替えて活きることが大切です。

 

叡智のひびき・箴言15 p134より

「われら天風会員のごとく人生真理を正しく自覚し、「苦」をなおかつ楽しみに振り替えて活きられるお互いは、まことに至幸至福のものと思惟せざるをえないのである。

 

実際! 凡下(ぼんげ)の徒輩(とはい)として活きても、一生は一生である。さりながら、再び生まれ能(あた)わざる人生と知らば、しかず、真人として活きずんばである」