217.「迷故三界城 悟故十方空 赤円相」(迷うが故に三界は城 悟るが故に十方は空

 過去に、204で紹介した言葉です。今回は、赤い円相です。1957年夏となっています。

 

 お遍路さんの菅笠には、「同行二人」のほかに、「迷故三界城」「悟故十方空」「本来無東西」「何処有南北」の言葉が書かれています。

 

・以下、webより

意味:迷っている間はどこにいても、まるで城の中にいるようなもので、広々とした世界にはふれることができない。しかし悟ることができたならば、周りにはあなたを邪魔するものが何もないことに気づくだろう。もともと、東や西などはないのだ。ならば南北などもないではないか。それにこだわっているのはまだ迷っているからなのだ。

 

 

三界(さんがい):一切の衆生(しゅじょう)が生死流転(るてん)する迷いの世界、即ち、欲界(=淫欲(いんよく)・食欲の二欲の強いものが住む所)・色界(しきかい)(=二欲を離れたが、まだ物質的存在にとらわれているものの住む所)・無色界(=物質を超えた世界)の三つの世界。

 

 

十方:1 東・西・南・北の四方、北東・南東・南西・北西の四隅と上・下の方角。2 あらゆる方面。すべての所。