9.円相+言葉(百鳥啣花與誰居一塵翳天一芥 覆地月宿清潭風生空堂)

百鳥花を啣(ふく)み 與して誰とか居る 一塵天を翳(かざ)し

一芥地を覆(おお)う 月は清潭に宿り 風は空堂を生ず

 

今回の作品も、開運なんでも鑑定団 にも出られている㈱思文閣さんから購入したものです。昔、致知に天風先生の軸が掲載(㈱思文閣の広告2004年9月)されていました。

天風先生は、よく漢詩を使われています。円相なので、安定打坐の境地を説明したものと考えます。

 

・思文閣殿の説明では、以下のようになっています。

 円相は、見る人の心情によって、また付される賛によって何を表現しているか様々であるが、天風は何を表したかったのであろうか。自然界を流れる風か、あるいは大自然の中ではあまりに小さく非力な人間の姿なのだろうか・・・。